こんにちは
しのさんです(*´ω`)
以前、軽くお伝えしたことがあると思いますが、私は元、いじめられっ子です。
どんな些細ないじめでも、された方は、辛いですよね。
しかも、どのくらいの程度からいじめと定義するのか、個人差や関係性にもよるから周囲の大人も判断しづらい。
例えば、「馬鹿」と言われても、気にしない子と、気にするこの差は大きいです。
仲の良い友人から言われても、ただのじゃれ合いとしか感じませんしね。
そして、周囲の助けによりいじめが解決することって奇跡に近いぐらいないと思うのです。
自分で乗り越えるしかないのです。
私の経験からの乗り越え方ですが、誰かの参考になればと思います。
中学時代は、いじめられっ子時代
中学生の頃、私はいじめにあいました。
私の場合は、いきなりではなく徐々に始まっていった感じです。
私にとってはとてもつらい経験でしたが、殴る蹴るなどの暴力的ないじめではなかったし、漫画のような机や教科書を隠されるようなものでもありませんでした。
だから、もっとつらい経験をした方はいっぱいいると思います。
でもね、そういう分かりやすいいじめでなくても、心は壊れていくものです。
私は、天パだったのでよく髪形を馬鹿にされてました。
もー雨の日とか、最悪ですよ!
「変な頭」と、ボソッと、言われるのです。
気にしてるから、辛かったです。縮毛矯正とか、知らなかったしね。
そういう小さな悪意って、もしかしたら聞こえるように言ったつもりは本人にはないのかもしれません。
でも、めっちゃ聞こえてくるんですよー。
あなたの悪口、きっと本人にも聞こえてますよ。
あとは、わざわざ消しゴムを小さくちぎって授業中ずっと頭めがけて飛ばされたこともありました。
そして、その消しカスを全部集めて飛ばした子に返してあげましたよ←
チキンなくせに、そういうことは出来てました(笑)
あとは、宿題やってって押し付けられたりとか、「この処女!」と卑猥な言葉を浴びせられたりしたくらいかな?
人間、嫌な記憶って消えるようになってるらしく、詳しくは覚えていません。
覚えているのは他人の笑顔が、怖かったこと。
笑ってる人みんな、私の悪口を言って笑ってるように感じていました。
さすがに、そんなことはなかったとは思いますが…
でも、確かにいじめは存在していました。
いじめられるのは、本人が悪いの?
もちろん、いじめる子が一番悪いですよ。
そりゃ、そうですよ。
でもね、私はいじめられる本人にも原因はあると思います。
私の場合はですが、幼少期から変だ、変だと言われていました。
恐らく、同級生も「こいつ変だな」と、思ったのでしょう。
他には外見、天パでしたしね。からかえるポイントになりますから。
協調性の無さも、虐められる要因になっていたと思います。
エゴグラムって知ってますか?
性格診断なのですが、協調性の部分が未だにほぼゼロです。
あとは、心の問題です。
それは、自分への自信の無さです。
いじめっ子はもしかしたら虐めている感覚はないのかもしれません。
だから、いじめる相手は誰でもいいのです。
子供ですからね。
相手を陥れることで、自分を優位に立たせ、優越感や特別感を感じたいのでしょう。
これは、大人の虐めにも当てはまりますよね。
大人だって自分の利益のために虐める人間がいるのですから、子供の虐めが無くなる訳無いんですよ。
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いじめの乗り越え方
冒頭でお話しした通り、周囲の人間の力で虐めが無くなることはほぼ無いと思います。
だから、自分で乗り越えるしかないんですよね。
私がしたことはただ一つ。
ただただ、卒業することを待った。
もしかしたら、反論したりやり返す勇気があったら、違った結果になったのかもしれませんが、私には待つことしかできませんでした。
そもそも、そういうことが出来る人は、本格的に虐めに発展することはないと思うのです。
タイトルでも分かるように、私が伝えられるのは❝いじめの乗り越え方❞であり、解決方法ではありません。
甘いこと抜きで言うと、解決できる方法があるのなら、虐めで自殺する人はいませんよ。
あと、自分ができることと言ったら、上手に心の黒いものを逃がしてあげることです。
私は絵を描くことが大好きだったので、デッサンしたり、イラスト書いてみたり、漫画描いてみたりしていましたね。
その時は好きだったから、一日に何時間も絵を描く時間を作ってました。
今考えると、そうやって集中する時間があったので、その時間だけは心は虐めから逃げることができていたんだと思います。
なにか、自分の好きなことを思いっきりしてください。
その事だけは、自分の自信につながるから。
いじめられっ子の、お母さんに伝えたいこと
自分のお子さんが虐められていると知ると、お子さんだけでなくお母さんも同じ様に辛いですよね。
虐めを止めさせたいと思い、学校や教育委員会に訴えるのは良いと思います。
でも、それだけじゃ表面的に見える虐めはなくなっても、見えない虐めは結局なくならないと思うのです。
だから、辛い経験をしているお子さんの心を守ってあげてほしいのです。
たくさん話を聞いてあげてほしいのです。
虐めの弱音を言いたいときは聞いてあげてください、アドバイスなんて、出来なくていいんです。
学校以外のことも、沢山お話しさせてあげてください。
たぶん、虐められてる子供は学校にいる間ほとんど言葉を発してません。
聞いてあげるだけでいいのです。
もし、可能であれば、転校を検討してください。
環境が変われば、虐めが無くなる可能性は大きいです。
それが難しかったら、子供が休みたいと言ったら、休ませてあげてください。
無理に行かせないでください。
私は、学校を休まず虐めに耐えながら卒業できました。
でも、人が違えば虐められると分かっている学校に行き続けることで、心が壊れてしまうことだってあるんです。
心が、壊れてからでは遅いのです。
勇気を出して「学校を休みたい」と言った子供に
「じゃあ、いつまで休み続けるの?」
「虐めに負けるな!行きなさい!」
なんて叱咤はお母さんにとっては応援や激励のつもりでも、本人を追い詰めるだけです。
❝え?もうこんなに頑張ってるのに、休んじゃダメなの?❞
❝こんなに苦しいのに、どうしたらいいの?❞
「学校を休みたい」という言葉は、本当に、勇気がいるんです。
だから、❝休まず学校に行って、虐めに負けないでほしい❞という、母親の願いはただのエゴでしかないのです。
どうしても、転校ができないのなら、塾でも習い事でもサークルでも何でもいいので、学校以外のコニュニティーがあることを教えてあげてください。
学校の外でなら、虐めは起きないかもしれません。
学校だけがすべてではない、世界は広いことを教えてあげてください。
学校で虐められている自分以外の自分を教えてあげてほしいのです。
それは、勇気になる。
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